サイトトップ > 欧州市場では50%以上がディーゼル車
欧州市場では50%以上がディーゼル車
地球温暖化現象に起因すると思われる異常気象が頻発するようになってきている現在、世界規模でのCO2削減対策が人類にとって最重要課題になりつつあります。
中でも自動車などから排出されるCO2に注目が集まっています!ディーゼルエンジンには、ガソリンエンジンに比べてCO2の排出量が少なく、燃費性能も良いという面があります。
CO2排出による地球温暖化が長年問題視されてきた欧州市場では、燃費の良さや長距離・高速移動を得意とする動力性能の良さから普及が拡大し、今では新車販売の50%以上をディーゼル乗用車が占めるまでに成長しています。
一方日本市場では、高度成長期により公害問題が表面化した後、大気汚染や健康被害の原因と考えられる有害物質(NOxやスス)を含むディーゼルエンジンの排出ガスが問題視され、「ディーゼル車=環境に悪い」イメージが強くもたれていました。
保有比率でみると一時は約11%もあったディーゼル乗用車の国内シェアは、今では1%程度に留まっています。
排出ガス規制については1990年代以降、自動車NOx法をはじめディーゼル車の排出ガス規制は年々厳しくなり、現在敷かれているポスト新長期規制では初期の規制に比べると、NOxは84%減、ススは98%減という世界水準で見ても非常に厳しいものになっています。
ディーゼルが変える車選び